おすすめ百貨店・デパート7選

日本初の百貨店である三越は、1600年代に創業者が着物の訪問販売を経て、店舗を構えたのが始まりです。それ以来、東京のあちこちに新たな百貨店が誕生。そのほとんどが紳士服や婦人服を販売する店でした。また、そごうや伊勢丹のように、国内で大きな成功を収めた後、海外に展開した企業もあります。

伊勢丹

伊勢丹の場合、シンガポールおよびマレーシアでも、ビジネスは好調です。当地のデパートで開催される日本文化をテーマにしたイベントなどは大変人気がります。新宿にある伊勢丹は、連絡通路で繋がる本館とメンズ館があり、紳士服や化粧品などを取り扱っています。また、伊勢丹では和装小物やハーブティー、ブライダルドレスや子供用のおもちゃなど幅広く取り揃え、国内外からの顧客に対応しています。

三越

三越は日本初の百貨店として知られ、国内最大級の規模を誇ります。8年前に伊勢丹と合併して誕生したのが三越伊勢丹ホールディングスです。しかし、三越と伊勢丹のそれぞれが独自の事業方針を維持しており、三越の方がやや高級路線なのが特徴です。東京の中心部である中央区に旗艦店を構え、北米、ヨーロッパ、アジアにも店舗を展開しています。

松屋

三越に並ぶ老舗デパートと言えば松屋です。こだわりのある顧客向けにさまざまな高級品を取り揃え、世界有数の高級ショッピングエリアである銀座に本店を構えています。銀座はもともと湿地帯を埋め立てた街で、時計をはじめ宝飾品、磁器、ハンドバッグ、チョコレートなどで有名な銀座・和光があります。

パルコ

パルコは日本の主要都市のほとんどに店舗を構える大型百貨店チェーンです。旗艦店の1つである渋谷パルコは、渋谷地区の大規模投資の一環として刷新され、2019年にリニューアルオープンしました。店舗というよりも美術館の正面を思わせるその外観が特徴です。パルコでは国内のアーティストを支援するため、ポップアップストアを積極的に展開しています。

丸井

丸井は東京をはじめ、その他大都市に展開する日本を代表する百貨店です。「0」が「〇」を意味する「丸」の発音に似ていることから、有名なロゴ「0101」が生まれ、「マルイ」と呼ばれています。

西武・そごう

百貨店のそごう・西武は、スーパーマーケットのイトーヨーカドーやコンビニエンスストアのセブン-イレブンを傘下に持つ、セブン&アイ・ホールディングス傘下の小売業者です。西武百貨店は小売店が多い主要な通りに位置することが多く、ゆっくりと買い物を楽しむことができます。一方、そごうは立地的に重要なショッピング街にある店舗が多く、忙しい通勤者にとっては一か所で何でも揃う便利な場所となっています。

東急百貨店

東京を訪れたことがある人なら誰でも「東急」という名前を知っていることでしょう。東京の地元ストリートウェアブランドを扱う最高のデパートの1つでもあります。また、渋谷駅の旗艦店を含む東急ブランドを所有しているだけでなく、複数階からなるホビー&DIYストアの「東急ハンズ」も運営しており、クラフト愛好家やDIY好きにはアラジンの魔法の洞窟のような存在となっています。